子どもの膝が痛い…オスグッドかも。
でも、整形外科?それとも接骨院?
そんなふうに迷ったことはありませんか?
実際に、オスグッドの初期対応でどちらを選ぶべきかは悩ましいもの。私自身、整形外科に10年以上の勤務経験があり、接骨院とも連携する立場だからこそ、
それぞれの違いや選び方のポイントを、現場目線でお伝えできます。
このページでは、整形外科と接骨院の違いや、オスグッドの子に合った選び方について、
親として“今、どこに行くべきか”を判断できるように、わかりやすく解説していきます!
◆ 整形外科と接骨院、何が違うの?
まず前提として知っておきたいのが、整形外科と接骨院(整骨院)は「資格」と「できること」が違うということです。
整形外科は、医師が診察・診断・画像検査(レントゲンなど)・薬の処方・診断書作成までできます。
→つまり、「オスグッドかどうか?」を医学的に診断できるのは整形外科のみです。
接骨院は、柔道整復師という国家資格を持った先生が、手技(ほぐし)やテーピング、ストレッチなどを中心に施術を行う場所です。
→医師ではないため、診断や投薬、画像検査はできません。
◆ オスグッドかどうか、まず診断を受けるのは整形外科
オスグッドのように、成長期に出る膝の痛みは、
- 成長痛
- 骨折
- 関節炎
- 半月板や靭帯のトラブル
など、他の可能性もあるのが難しいところ。
だからこそ、
👉 まず最初は整形外科で診断を受けることをおすすめします。
まず最初は整形外科で診断を受ける
- オスグッドと診断されたら、それをもとにケアの方針が立てられます。
- 逆に、オスグッドではなかった場合も、正しい対応が早くできます。
◆ 接骨院は「継続ケア」や「コンディショニング」に活用を
一方で、接骨院が得意なのは、診断後の
- 日々のケア
- ストレッチやリハビリ的なサポート
- 姿勢や動きのクセの修正
といった、より実践的で体に触れるサポートです。
たとえば…
- 「オスグッドって言われたけど、どう動けばいいのか不安」
- 「ストレッチやトレーニングの方法を教えてほしい」
- 「姿勢やフォームのアドバイスがほしい」
こういった時に、信頼できる接骨院やトレーナーを活用するのはとても有効です。
◆ 迷ったときの判断ポイント
親としては、「結局どこに行けばいいの?」という気持ちですよね。
以下のように考えてみてずしんだんを
症状 | おすすめの受診先 |
初めての膝の痛み 原因が不明 | ✅整形外科(まず診断を) |
オスグッドと診断されているが、 継続的にケアしたい | ✅整形外科 or 接骨院 or トレーナー |
成長痛や関節炎など 他の疾患との違いが近位なる | ✅整形外科 |
テーピングやストレッチを 丁寧に教えてほしい | ✅整形外科 or 接骨院 or トレーナー |
①整形外科で診断を受ける
②受診した整形外科のリハビリテーション科にて継続してケアをする
③整形外科にリハビリの環境がない場合は、接骨院にて継続的にケアをしていく。(信頼できる整骨院の先生がいる場合は、整形外科でのケアでなく、接骨院でのケアでOK)
◆ まとめ:まず診断、次にサポート。両方を上手に使い分けよう
オスグッドは、成長期特有の膝の痛みですが、放っておくと長引いたり、運動からの離脱期間が延びたりしてしまうこともあります。
だからこそ、
「整形外科で診断+継続的なケア → 状況や環境に応じて接骨院にて相談」
この流れが、最も安全で効率的です。
親としては「どこに行けばいいか分からない」と不安になるものですが、
まずは原因をはっきりさせて、それに合ったケアを選んでいきましょう!