オスグッドと診断されたあと、「これって普通?」「運動はどうすれば…?」といった疑問が次々に出てくる親御さんは多いです。
ここでは、
オスグッドLaboに寄せられる“よくある質問”を10個ピックアップし、
スポーツ現場での経験をふまえて、わかりやすく答えていきます!
Q1:『「成長すれば治るよ」って本当ですか?』
A よくそう言われますが、実際には“治る子”と“長引く子”に分かれます。
ポイントは、痛みのある時期にどう過ごしたか。しっかりケアすれば短期間で改善することもあります。

Q2:運動はどれくらい休ませるべき?
A:基本は「痛みがある間は休む」こと。
1週間で痛みが引く子もいれば、数ヶ月かかる子もいます。無理に日数を決めず、「痛みの有無」と「動作時のスムーズさ」で判断しましょう。



Q3:運動を再開するタイミングは?
A:ジャンプやダッシュ(行っているスポーツの専門動作)で痛みが出ないのが目安です。
特にサッカーやバスケなど、膝に負担がかかる競技は注意。再発を防ぐために、ストレッチや筋力トレーニングも並行して行いましょう。
整形外科の先生やトレーナーなど専門家に相談しながらの再開をお勧めします。


Q4:ストレッチって本当に効果あるの?
A:大いにあります。特に大腿四頭筋の柔軟性が重要です。
当サイトでも紹介している「横向きで行うストレッチ」は、膝への負担を減らすために効果的。毎日の習慣にしましょう。


Q5:整形外科に通わせた方がいい?
A:痛みが強い・長引く・腫れがある場合は、受診をおすすめします。
オスグッドと似た症状の別の病気が隠れていることもあるため、正しい診断は大切です。


Q6:湿布や痛み止めだけでいいの?
A:対症療法としてはOKですが、根本改善にはストレッチが必要です。
湿布や痛み止めは一時的なもの。筋肉の硬さをほぐし、膝の負担を減らすケアが大事です。


Q7:「オスグッドになった子どものメンタル面でのサポートで悩んでいて。。」
A:とてもよくわかります。
ケガによるパフォーマンス低下や、周りと比べてしまうことで、自信を失う子は少なくありません。
焦らせず、回復に向かっていること・努力をちゃんと見ていることを伝えてあげましょう。


Q8:なかなか良くならなくて困ってます。どうすれば?
A:オスグッドは良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多いです。
痛みの原因がストレッチ不足やフォームのクセにある場合もあるので、一度生活習慣やケアのやり方を見直してみましょう。


Q9:サポーターは使ったほうがいい?
A:痛みが強い時期にはサポートになります。
じっとしていても痛いなど、炎症症状が強い場合は使用をお勧めします。
ただし、使いすぎは筋力低下の原因にもなるため注意。試合や練習時だけの使用が基本です。

Q10:「サッカー(or部活)を休ませるべき?本人は出たがってて…」
A:本人の気持ちは大切ですが、痛みが強い時に無理をすると悪化しやすいです。
一時的に休んでも、ちゃんとケアすれば復帰できます。


まとめ
オスグッドは、「成長すれば治る」と軽く見られがちですが、子ども本人にとってはつらい痛みです。
親御さんの理解とサポートが、子どもの早期回復につながります。
「困ったらオスグッドLabo」──そんな存在になれたら嬉しいです。