オスグッドで膝が痛いとき、よく「テーピングをするといい」と聞きます。
でも、「本当に効果があるの?」「どう貼ればいいの?」「逆に悪くなったりしない?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
オスグッドに対するテーピングの効果、正しい貼り方、そして注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
お子さんの痛みを少しでも和らげ、安心して運動や日常生活を送れるようサポートします!
1. オスグッドにテーピングは効果あるの?
結論から言うと、オスグッドに対するテーピングは「サポート的な効果」が期待できます。
オスグッドは、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が膝下の骨を引っ張ることで起こる障害です。

テーピングによって膝周りを適度にサポートし、
・痛みの軽減
・動きの安定
を図ることができます。
ただし、テーピングはあくまで「補助」であり、根本的な治療ではありません。
膝にかかる負担を一時的に和らげることで、日常生活やスポーツ活動を少しでも楽にするためのものです。
無理に運動を続けたり、テーピングだけに頼ったりせず、
ストレッチや安静も合わせて取り組むことが大切です。
2. テーピングの正しい貼り方(膝蓋骨を下げる方法)
オスグッドの痛みを和らげるために、膝蓋骨(お皿の骨)を少し下方にサポートするテーピング方法を紹介します。
膝蓋腱(お皿の下の腱)を少したわませることで、脛骨粗面への負担を軽減する狙いがあります。
【準備するもの】
- キネシオロジーテープ(伸縮性のあるテープ)
- ハサミ
【貼り方の手順】
準備中
3. テーピングをする時の注意点
テーピングは正しく使えば痛みの軽減に役立ちますが、貼り方や使い方を間違えると、逆に悪化させてしまうこともあります。
ここでは、テーピングを使う上で注意したいポイントを3つにまとめて紹介します。
(1) 貼り方が強すぎると、しびれや血行不良の原因に
テーピングを強く引っ張りすぎたり、きつく巻きすぎたりすると、
・足先がしびれる
・皮膚が白っぽくなる
・冷たく感じる
など、血流が悪くなる症状が出ることがあります。
特に子どもは自分から不快感をうまく伝えられないこともあるので、
貼ったあとは「痛くない?」「違和感ない?」とこまめに確認してあげましょう。
テープは「しっかりサポート」よりも、「やさしく支える」くらいの気持ちでOKです。
(2) 長時間貼りっぱなしにしない
キネシオテープは通気性があるとはいえ、長時間貼りっぱなしにすると、
・皮膚がかぶれる
・汗でかゆみや赤みが出る
といったトラブルにつながることがあります。
日中だけ貼って、入浴時には必ず外すようにしましょう。
(3) テーピングに頼りすぎない
テーピングをすると楽になることもありますが、それで無理に運動を続けるのはNGです。
「痛みを隠して動けてしまう」ことで、悪化や長期化を招くことがあります。
テーピングはあくまで一時的なサポート。
根本的には、ストレッチや休養で膝にかかる負担を減らすことが大切です。
まとめ
オスグッドに対するテーピングは、痛みをやわらげたり、動きをサポートしたりするのに役立つ方法です。
特に運動前や、どうしても動かなければならない場面では、子どもの膝を守る「頼れる味方」になります。
ただし、貼り方を間違えたり、無理を重ねてしまったりすると、逆に悪化させてしまうことも。
「正しく貼る」「子どもの様子をよく見る」「無理させない」
この3つを大切にしながら、上手に活用していきましょう。
「正しく貼る」「子どもの様子をよく見る」「無理させない」
この3つを大切にしながら、上手に活用
大丈夫です。確認方法はカンタン。子どもに聞けばいいんです。
子どもが「楽になってる」「巻いていた方がいい」このような言葉が出ればバッチリ。
お子さんの「痛い」が少しでも減って、また思いきり動ける日が戻ってくるように。
私たち大人が、できるサポートを一つずつ重ねていけたらいいですね。